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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第14章 『慰安旅行・翌日』
戻って来て、本舗のあるビルの隣の
1階にある不動産屋に、
そのまま真奈美ちゃんを突っこんで来て。
予めここの不動産屋には、
真奈美ちゃんが住むのに丁度いい
物件を見繕って貰ってあるから。
本舗の様子でも見に行こうと思って、
仁が本舗の郵便受けを見ると。
ご丁寧に…体液入りのコンドームが
今日も…郵便受けに入れられて居て。
また、真奈美ちゃんの盗撮を
プリントアウトした物かと。
一緒に郵便受けに入って居た
印刷されたコピー用紙を取り出すと。
『………あ、そんな感じなんだ…
もしかすると…マズい…かも…。
変に真奈美ちゃんの事、
1人暮らしさせない方が良いかもな…』
そう言いながら、数枚入って居る。
その印刷された紙を仁が見て行く。
自分のスマートフォンを出して、
古くからの知り合いである
内村に仁が電話を掛けると
数回のコールの後に内村が電話に出て。
『あ、内村さん、
この前はありがとうございました。
ああ、そうなんですね。
あの店長、回収して貰ったんですね。
お陰様で助かりましたよ。
あの…、ご相談してた、真奈美ちゃんの
ストーカーの件の方なんですけど……』