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僕の妹~千尋~
第5章 相談
毎日蒸し風呂にでも入っている様な陽気だ。
それ程までに今年の夏は暑い。
毎日35℃を超えていた。
意識が朦朧とするのも無理はなかった。
そんな暑さの中、僕の意識も朦朧としていた。
妹の千尋に恋をしてしまった様なのだ。
僕は思い悩んだ。
その悩んだ末に悪友の一ノ瀬誠に相談することにしたのだ。
誠とは同じアパレルショップで働く同期だった。
年齢も僕と同じく25歳だ。
「誠、今夜空いてるか?」
「あぁ、別に何も用事はないけどな、どうした?」
「実は、折り入って相談があるんだけど…」
「どんな相談だ?女か?」
誠はそう言うとニヤケて僕を見た。
僕は少し恥ずかしくなった。
「そうさ、女の相談だよ」
「分かった、俺に任せとけ」
同じ歳だと言うのに、誠は女にかけてはやり手だった。
いつもとっかえひっかえ女を変えている。
僕は、誠がある意味羨ましかった。
誠みたいになれたらどれだけ楽しいだろうか。
それ程までに今年の夏は暑い。
毎日35℃を超えていた。
意識が朦朧とするのも無理はなかった。
そんな暑さの中、僕の意識も朦朧としていた。
妹の千尋に恋をしてしまった様なのだ。
僕は思い悩んだ。
その悩んだ末に悪友の一ノ瀬誠に相談することにしたのだ。
誠とは同じアパレルショップで働く同期だった。
年齢も僕と同じく25歳だ。
「誠、今夜空いてるか?」
「あぁ、別に何も用事はないけどな、どうした?」
「実は、折り入って相談があるんだけど…」
「どんな相談だ?女か?」
誠はそう言うとニヤケて僕を見た。
僕は少し恥ずかしくなった。
「そうさ、女の相談だよ」
「分かった、俺に任せとけ」
同じ歳だと言うのに、誠は女にかけてはやり手だった。
いつもとっかえひっかえ女を変えている。
僕は、誠がある意味羨ましかった。
誠みたいになれたらどれだけ楽しいだろうか。