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ソルティビッチ
第1章 ソルティビッチ…
 63

「ま、頑張ったほうかもねぇ…」

「はぁ、はぁぁ…」

「じゃあさぁ…

 今度はさぁ、頑張ったさぁ…

 ご褒美をあげるわよ…」


「………」

 葵は淫靡で妖艶な笑みを浮かべながらそう囁き…

「さぁ、こっちへいらっしゃい…」
 わたしを手招きしてくる。

「ぁぁ…」

「ほら、向こうを向いてぇ…」

 と、わたしを後ろ向きにさせ…

「脚を開いてぇ」

 わたしは一瞬、ブラウスを後ろ手に絡めているのを解いてくれるのかと思ったのだが…

「あっ…」

 ビリビリ…

 葵はストッキングの股間のマチ部を後ろから破いてきたのである。

 そして…

「ほらぁ、今度はこっちを向いてぇ」
 と、またわたしの向きを変えさせて、葵は立ち上がり、横にズレ…

「はい、ご褒美あげるわよぉ…」
 そう囁きながら後ろに回り、わたしをソファに向けて押してきた。

「あん…」

 すると、押されたわたしはソファに顔を埋め…
 お尻を後ろに立つ葵に対して突き出すというカタチになったのである。

「はい、ご褒美ね」

 グニュ、グチュ、ジュブブ…

「はぁっ、っんんっ」

 なんと葵は…
 後ろからわたしに貫いてきたのだ。

「はあっ、あぁぁ、んんっ」

 グチュ、ジュブ、グチュ、ジュブ…

「あぁ、いい感じぃ」

 葵はわたしの腰を両手で押さえ…

 後ろから挿入れ、激しくピストンしてくる。

「はぁ、はっ、は、や、ん、は、は…」

 そしてわたしはブラウスを後ろ手に絡まれ、拘束状態のままにソファに顔を押し付けながら、そんなピストンの激しい貫きに…
 喘ぎ、快感の叫びを上げていく。

「はぁん、あん、あっ、やっ、あ、ぁぁ、ん、やぁっ…」

 グチュ、ジュブ、グチュ、ジュブ…

 グチュ、ジュブ、グチュ、ジュブ…

「どう、変態女ぁ、気持ちいい?」

 気持ちいいもなにも…

 わたしは狂いそうな快感に一気に昂ぶり…

 瞬く間にイキそうに…


「あらあらぁ、すっかりぃ、決まっちゃってるのぉ…」

 え?…

 一気に昂ぶり、イキそうになっている脳裏に…

 え、あ、彩ちゃん?…

 彩ちゃんの声が聞こえてきたのだ…


「あ、彩お姉さま」

 そして…


 葵が、そう呼んだ…




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