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ソルティビッチ
第1章 ソルティビッチ…
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「それでぇ、あの初めての夜があって…」
 再び彩ちゃんが話してくる。

「すっかり駿くんに撃ち抜かれちゃってぇ次の日に電話して、その次の夜にこの葵と逢って、すっかり心もカラダもぉ…」

 ヤられちゃったんですよぉ…

「その夜にこの話しを、そして悠里さんに対する想いの話しを打ち明けられちゃってぇ…」

 最初は少し嫉妬しちゃいましたよぉ…

 でもね…

「わたしも悠里さんを大好きだしぃ…
 駿くんの想いと似たような憧憬もありましたし…」

「あ、彩ちゃん…」
 わたしも彩ちゃんを大好きだし、愛している…

「だからぁ駿くんとぉ、この葵の気持ちが良く分かったしぃ…
 じゃあ…」

 悠里さんを落とす作戦練ようかぁって話しをしてぇ…

「あ、だから…」

「はいそうなんですぅ…
 とりあえず悠里さんには駿くんとは連絡取れていないことにして…」

 今夜のサプライズ作戦を練ったんですぅ…

「それにぃこの葵と悠里さんとのぉ3Pもしたかったからぁ…」
 彩ちゃんは舌を出して苦笑いする。

「そうなんだ…」
 だいたい納得できた。

「だけどぉ、葵が男連れで来店してきたのには驚いちゃいましたけどねぇ…」

「え、だって、店に入る前にしつこくナンパしてきたから」

 それに最悪は彩お姉さまがなんとかしてくれるかなぁってぇ…
 葵ちゃんは照れ笑いする。

「確かにさっきあの男は葵ちゃんのこと全く疑ってなかったしね…」

 そうそれくらい葵ちゃんの女装度は、いや、ホンモノの女の子なのだ…

「でしょう、この葵はさぁ本当にぃかわいいもんねぇ」
 と、彩ちゃんに突然スイッチが入ったようで…
 そう甘く妖しい声音で囁きながら、葵ちゃんを抱き寄せてキスをしていく。

「あ…あ、や、おねぇ…さま…」
 
「あ…お…いぃ…」

 囁きながら唇を吸い合っていく…

「もう…悠里さんに話したしぃ…
 ガマンできないわぁ…」

 そうなのだ…
 彩ちゃんはまだ葵ちゃんをフェラでイカせただけであるのだった。

 そして二人はキスをし、唇を吸い合いながら彩ちゃんが上になりソファに倒れ込んでいく…

「あ、彩ちゃん…」

 そして彩ちゃんはキスをしながら、横目でわたしを見つめ…

 誘ってくる…

 完全な女三人に見える…

 妖艶で淫靡な…

 妖しく淫らな、宴が始まる…




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