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マスカレイドナイト
第5章 アフターナイト
そのスタッフの人が、選ばせてくれたので。
これなんてどうですか?可愛いですよと。
大胆に胸の所が開いたコスプレ色の強めの
攻めたデザインの、
紫のチャイナドレスをオススメして来て。
こんな、大胆に胸の開いたタイプは
おっぱいが大きい人が着て決まるデザインなのにと
そう思わなくないけど。まぁ…どうせ…、
マスカレイドマスクを着けるから。
顔も隠れるし、どうせ周囲の人にも
私がどこの誰か何て分からないのだから。
その紫のチャイナドレスを持って
ロッカーに着替えに向かった。
前に着たのは普通のチャイナだったけど。
これはコスプレ用だから、
両サイドのスリットもかなり…深い場所まで
切れ込んで来て居る感じになって居る。
着替えて…バーカウンターの方へ向かうと。
もっと大胆な両サイドが編み込みに
なって居るデザインのチャイナドレスや。
それは下着だなって方のデザインのを
着ている女性客の姿もあって。
自分が着てるのは…、まだ布面積が多いから。
お店の人もその辺りは…選んでくれたのかも…。
それにしても…、あの時と…えらい違いだな…。
元々お店は狭いのだが、そのお店のキャパよりも
お客さんの数が多い事に気が付いた。
それもみんなチャイナドレス姿の若い女性客ばかりだ。
編集長…を…、探さないと…。
このバーのエリアで…落ち合う約束をしてるから。
編集長も…ここに居るはず…だけど…。