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Dear.M ~例えばこんな風に貴女を壊す~
第2章 来栖美海という女
私と夫の康介とは職場恋愛だった。
結婚年数は6年。
長男の年齢とイコール、デキ婚だった。
お腹が大きくなる前に慌てて式を挙げた。

まだ20代だったこともあり仕事の内容は決して嫌いじゃなかった。
働き方改革に順応できない会社はサービス残業を暗黙の了解とした。
悩んだが、私は産休と育休を使って仕事に復帰した。
運良く長男を保育園に入れることができたが、会社は相変わらずで、育児と家事と仕事に私は疲れていった。
夫との夜もずっと遠ざかっていた。
それでも夫は協力的で何より優しかった。
心身的に病まなかったのは間違いなく夫のおかげだと感謝している。

二人目は慎重にと話していたが安全日に油断してしまった。
もちろんだからといって喜ばなかったということはない。
愛する夫と授かった生命に全力で感謝した。

その時分、夫は30を過ぎて仕事も乗りにのっているタイミングだった。

「大丈夫、俺に任せておけ…」

歳上だけど、どこか甘えたな夫がこの時だけは凄く逞しく思えて、私は退職した。
任せろと胸を張った夫は本当に頑張ってくれた。
営業部で成績はトップ。
歩合の部分をどんどん伸ばして家計を支えてくれている。
そのせいで出張で家を空けることも増えたが、私は子育てに集中することができた。
気持ちの余裕ができたことが何より大きかった。
私達は間違いなく夫婦の時間を取り戻していった。

夫は毎週のように求めてくる。
私も応える。
身体は成熟していく。
敏感に…時間をかけて貪欲になっていった。
レスが長かった期間を経て、私の中の本性が覚醒いくようだった。

それは少なからず夫もなんだろう。
子供に負けず劣らず、私に甘えてくるようになった。

長男が幼稚園に上がると、子供部屋を用意した。
下の子と一緒の部屋ということで、二段ベッドを購入した。
長男は上に陣取り、次男を下で寝かしつけてから部屋を出ていく。

そこからは夫婦の、大人の時間の始まりだった。
待っていた夫と唇を重ね、ねっとりと舌を絡めていく。
私はパジャマはあまり着ない。
Tシャツにショーパン、寒い季節でも長袖Tシャツやトレーナー、ジャージやスウェットといった感じだった。

夫の手がシャツの中に伸びてくる。
ブラの上から乳首を探られ、見つけるとカリカリと指先の刺激。
私も夫の股間に手を伸ばす。
パジャマの上からでも大きくしてるのが解る。
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