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Dear.M ~例えばこんな風に貴女を壊す~
第5章 お友達
【…私っ……もう比べてたよね……】

キスも乳首の吸われ方も比べてた。

【だってぜんぜん違うんだもん……】

【あれ?…遅かったかな?……】

比べちゃだめだと言った言葉に美海さんは俯いた。

「大丈夫ですよ……これからはワタシといる時はワタシのことだけ考えて……あは……すごい……聞こえるでしょ?……」

ショーツの脇から滑り込ませた指…人差し指と中指と薬指の腹で優しく叩いていく。
ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃって音がワタシと美海さんにはっきりと聞こえる。

「…そんなの無理だよっ……ぁぁっ……恥ずかしいのぉ……」

でも、美海さんは決して逃げない。
ぴちゃぴちゃ叩くほどに腰を震わせていく。
もう、パーカーは捲り上がってショーツに指が挿ってるのも、ソファがぐっしょりと濡れて染みができてるのも丸見えだった。

「恥ずかしいのがいいのっ……こんな顔する美海さんが可愛くて堪らないの…ほら、こっち見て…ワタシに感じる顔を見せて……」

私は天音ちゃんを視る。

「だめっ……恥ずかし過ぎるっ……っ……ぁん……」

私はおまんこを叩かれながら、いやいやと首を振った。

「ほんとに我が儘なんだから……」

そして唇を奪われると、私は首を振るのをやめていた。
吸われると吸い返す…舐められると舐め返す…舌が出てくると重ねていった。

激しく舌を絡めながら…とうとう私は天音ちゃんに向かって手を伸ばしていく。

ずっと余裕の笑みで私を苛める顔を歪ませてみたくなった。

右手をTシャツ越しの腰に這わせると、そのまま撫でながら上へと…。
胸の膨らみに達すると手首を掴まれた。

【なんで?…なんで止めるの?……】

「だぁめ…今日はワタシが美海さんを逝かせるの……ワタシに触れるのはまた今度……」

【逝かせられるの?……また今度って……こんなことまたするの?……】

「…っん……ぁっ……いじわるぅっ……」

クスッ……

「苛められるの……好きですよね?……」

【好きぃっ…好きなのぉっ……】

美海さんは泣きそうな顔になる。
でも、これは悲しくて泣きそうになってるわけじゃない。
寧ろ、その逆だ。

【じゃ、そろそろ…今夜のクライマックスですよ……】

また唇を塞いでいく。
ショーツの中で尖りきったクリトリスを摘まむ。
細い指先はしっかりと突起を摘まんで捻るように刺激を与えていく。
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