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Dear.M ~例えばこんな風に貴女を壊す~
第5章 お友達
私はハッとして天音ちゃんを見つめた。
「だから私に触らせなかったの?……次を確約するために?……」
「まぁ…それもあるけど……美海さんが可愛くて…視てたかったんです……」
私達は見つめ合って同時に笑みに顔を綻ばせた。
「もう……やだぁ……天音ちゃんのいけず……」
「いいじゃないですか……ねぇ、美海さん……今度からお茶会はワタシの部屋でしましょ……」
天音ちゃんはようやく腰を上げて隣に座った。
「なんで?……」
頬杖をついて、ちょっと呆れたように私を見つめてくる。
「だって…美海さんだけでもこんなんですよ……二人でってなったら…ここじゃマズくないですか?……お子さん達の教育上……ねぇ?……」
天音ちゃんは私の脚の間に手を入れてきた。
悪戯じゃない。
びっしょりと濡れたソファを触りながらまた悪戯に微笑んだ。
私は否定などしない。
もうなんか、可笑しかった。
「じゃあ…天音ちゃんの部屋でね……」
美海さんがこの関係を受け入れた瞬間だった。
お隣さんのお友達は本当に終わったようだ。
「もうソロなんてさせませんからね……」
私は天音ちゃんの言い方にドキッとした。
それは私がブログでよく使う言い回しだったから。
【偶然だよね?……】
「…そんなに頻繁になんてしないから……」
「ふーん、そうなんですか?……」
天音ちゃんが私の手を握ってきた。
「この爪…ワタシとおんなじなんですよ……伸ばしてないでしょ……中に指挿れても大丈夫なようにかと思って……」
図星だった。
「違うから…ママは爪なんて伸ばしてられないのっ……」
「そっか…そうですよね…でも、次は挿れてくださいね……」
「挿れませんっ……」
「やだぁ…挿れるから…挿れてくださいよぉ……」
美海さんは手を引っ込めて、そっぽを向いてしまった。
食い下がるワタシに振り向いて微笑んでくれた。
「次の休みはいつ?……」
「明日ですよ……そんなにすぐしたいんですか?……」
美海さんはまた真っ赤になった。
つくづく可愛い。
「違うって…平日の休みのことよ……」
「木曜ですけど…シュークリーム、ワタシのも買ってきたんだけどなぁ……」
「それは子供達と一緒に食べなきゃね……」
どうやら明日も一緒に居てもいいらしい。
こうしてワタシ達の友達以上恋人未満?…の生活は更なる深みに…。
「だから私に触らせなかったの?……次を確約するために?……」
「まぁ…それもあるけど……美海さんが可愛くて…視てたかったんです……」
私達は見つめ合って同時に笑みに顔を綻ばせた。
「もう……やだぁ……天音ちゃんのいけず……」
「いいじゃないですか……ねぇ、美海さん……今度からお茶会はワタシの部屋でしましょ……」
天音ちゃんはようやく腰を上げて隣に座った。
「なんで?……」
頬杖をついて、ちょっと呆れたように私を見つめてくる。
「だって…美海さんだけでもこんなんですよ……二人でってなったら…ここじゃマズくないですか?……お子さん達の教育上……ねぇ?……」
天音ちゃんは私の脚の間に手を入れてきた。
悪戯じゃない。
びっしょりと濡れたソファを触りながらまた悪戯に微笑んだ。
私は否定などしない。
もうなんか、可笑しかった。
「じゃあ…天音ちゃんの部屋でね……」
美海さんがこの関係を受け入れた瞬間だった。
お隣さんのお友達は本当に終わったようだ。
「もうソロなんてさせませんからね……」
私は天音ちゃんの言い方にドキッとした。
それは私がブログでよく使う言い回しだったから。
【偶然だよね?……】
「…そんなに頻繁になんてしないから……」
「ふーん、そうなんですか?……」
天音ちゃんが私の手を握ってきた。
「この爪…ワタシとおんなじなんですよ……伸ばしてないでしょ……中に指挿れても大丈夫なようにかと思って……」
図星だった。
「違うから…ママは爪なんて伸ばしてられないのっ……」
「そっか…そうですよね…でも、次は挿れてくださいね……」
「挿れませんっ……」
「やだぁ…挿れるから…挿れてくださいよぉ……」
美海さんは手を引っ込めて、そっぽを向いてしまった。
食い下がるワタシに振り向いて微笑んでくれた。
「次の休みはいつ?……」
「明日ですよ……そんなにすぐしたいんですか?……」
美海さんはまた真っ赤になった。
つくづく可愛い。
「違うって…平日の休みのことよ……」
「木曜ですけど…シュークリーム、ワタシのも買ってきたんだけどなぁ……」
「それは子供達と一緒に食べなきゃね……」
どうやら明日も一緒に居てもいいらしい。
こうしてワタシ達の友達以上恋人未満?…の生活は更なる深みに…。