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Dear.M ~例えばこんな風に貴女を壊す~
第2章 来栖美海という女
「寝たよ…寝室行く?……」

私が小声で囁く。

「もう我慢できない…」

私のお尻にぐいぐい押しつけてくる。
せっかく寝かしつけたのだ。
声を出すわけにもいかない。
それに、私もドキドキしていた。

教育上よろしくない…そんなことは解っている。
でも悪いことをしてるわけじゃない。
パパとママが仲良しなのは子供にとっても幸せなことだと思う。

だから私も応えていく。
子供の傍で声を抑えてエッチなことをする。
夫婦の寝室の時でも不意に長男が入ってくることもある。
プロレスごっこと苦しい言い訳をしたこともあった。
私はどんどん積極的になっていった。

【なんか普通のセックスってもの足らない?……】

ただ夫と愛し合う。
してる最中はすごく幸せを感じてる。

【最近は一晩一回だけだから?……】

それもなんか違うと感じた。
結婚前は2回戦とかあったけど、それが不満なんじゃないと思う。

何時、何がきっかけだったかなんて憶えていない。

朝は長男は幼稚園のバスが迎えに来てくれる。
次男は仕事に向かうついでに夫が保育園に送ってくれる。
家族を送り出し、ルーティーンの家事を終えると私だけの時間だった。
タブレットで18禁のネットサーフィンが日課になっていた。

最初はエロコミックだったかな。
それから官能小説。
エロ動画サイトで作り物とはいえ、他人のセックスを貪り観るようになっていった。

【この女優さん綺麗…それに演技でも本気で感じてるみたい……】

容姿はそこまで似ているとは思いないが、どことなく雰囲気が自分に近いと思えた。
そしてその女優の腰遣いは圧巻だった。

【私もあんな風に…乱れたい……あんな大きな声で喘ぎたい…激しく逝きたい……】

幼い子供のいる家でそれは無理というものだった。

「…っん……ぁぁ……気持ちっ…ぃいっ……もっとぉっ……」

私はオナニーをするようになっていた。

そしてそれはただのソロだけでは満足できなくなっていく。
ネットで偶然見たブログ。
体験談や露出モノには顔を隠した写真、嵌め撮り動画まであった…。

【なんかすごいな……私もしてみようかな……】

もちろん浮気してネタ作りなんてする気もない。
夫を愛してるのはずっと変わらない。
独身時代の火遊びは既に風化しているから体験談として熱がない。

【こんなの…刺激が弱くて誰も観ないよね……】
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