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Dear.M ~例えばこんな風に貴女を壊す~
第3章 黒川天音という女
部屋に入って眼鏡ちゃん問い詰められた。

「私…女のひとって初めてだったのに……大好きなのに……こんな身体にされたのにっ……こんな辛い想いをするなら……知りたくなんてなかった……」

眼鏡ちゃんのその台詞はさすがに胸を抉った。

こうなると、男も女も関係ない。
ほんとに気に入っていたのに勿体ない。
あとは破局に向かってまっしぐらだ。

「ごめんね……」

眼鏡ちゃんは号泣した。

クリスマスが通りすぎた平日の会社。
ワタシは噂の的となっていた。
いつも爽やかな笑顔で挨拶してくれるホープ君のあんな醜い顔を初めて見た。
そしてワタシに向けられる好奇の視線、視線、視線。

【あぁ…終わった……】

社内用のLINEWORKSなんかに投稿するかね…わざわざ謎の新規アカウントまで作って、誰からか特定されないように。
意外と粘着質だったんだとげんなりする。
いや、彼の純情を弄んだワタシへの報いか。

午後、上司にも呼ばれた。
言い訳するのもめんどくさい。
引き継ぎもホープ君が理解してるからさほど時間はかからないだろう。
その場で年内退社を申し出た。
といっても有給は使いきるので籍は1月まであるのだが…。
上司もほっとした顔をしながら、残念だと言ってくれた。
拡散情報に眼鏡ちゃんだと絞り込める内容がなかったのは幸いだった。
もちろん、もう一方だってわかりはしない。

というわけで、ワタシが女性贔屓のバイセクシャルということはご理解いただけただろう。

心機一転。
新しい生活ではしばらく大人しくしていようと思う。
年齢的にもそろそろ将来のことも意識する頃だ。
結婚願望なんてものは持ち合わせていないのだが。

【でもなぁ……】

挨拶で出会ったお隣の奥さん。

【どストライクなんだよぉ……】

しばらくはこの子達のお世話になるしかないんだけど。

「…ぅっ…んっ……ねぇ……貴女は旦那さんだけで満足してる?……」

隣の壁に向かって脚を開く。
部屋にブーンっとローターの振動音が響いてる。

「女同士の経験は?…ジュルっ……知らない?…なら教えてあげよっか……」

クロッチ越しに淫裂をローターでなぞりながら…ワタシはディルドを舐めしゃぶる。

【玩具より…貴女が欲しいよ……】

「視て…貴女を想ってこんなになってる……ぅぅん……」

隣の人妻を想ってディルドを埋めていった。

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