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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第23章 涙雨
 女官が雪鈴の唇の紅を拭い、今度は桜色の大人しげな色を引いた。仕上げはまだわずかに湿った洗い立ての長い髪を横で緩やかに編む。これですべての準備は完了だ。




 宵の口、雪鈴は内官長と提調尚宮に連れられ、大殿に向かった。むろん、お付きの馬尚宮も側に控える。先導の女官が提灯で足下を照らし、光の輪が暗い地面をゆっくり移動するのをぼんやりと眺めながら歩く。
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