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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第26章 飛天の舞
 雪鈴の桜色の唇がかすかに震えた。



「私はそんなことは露とも知らずー」




 御前に茶菓を運んだ。そこから先、思い出すのも辛い運命の激変が始まったのだ。
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