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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第40章 花、薫る夜
 母はといえば、もう茫然自失で、父のように泣くことさえ忘れていた。桂花が声を掛けても、別れの挨拶をしたときさえ、眼は虚ろで、ろくな返事は返ってこなかった。




 自分は父を泣かせ、母を苦しませ、どれほどの不孝者なのか。それでも、桂花は邸を出る間際に見た両親の姿をけして忘れまいと心に固く誓った。
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