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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第40章 花、薫る夜
 いつだったか桂花自身が陰間茶屋の話をしていたのを思い出す。桂花が陰間茶屋なんぞに行かなくて良かった。この美貌、色香では男どもを虜にした挙げ句、一夜にして稼ぎ頭になったに相違ない。



「あなたに抱かれたままで逝けるなら、私は本望です」



 ふと桂花の声が耳を打ち、賛は両腕に閉じ込めた彼に微笑みかけた。



「可愛いことを言う。あまり男を良い気にさせる科白を口にするな。私は本気にするぞ?」
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