この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第7章 発覚

その何げないひと言に、何故か雪鈴は頬が熱くなる。コンはただ雪鈴の気性に好感が持てると言っているだけなのに、まるで〝好きだ〟と言われているような錯覚に陥る。
そういえばと、今更ながらに気づく。コンと一緒にいると動悸がいつになく速くなり、頬どころか身体が熱くなる。彼と過ごす時間は刻を止めてしまいたいほど楽しく、彼が帰った後はまた明日の朝が来るのが待ち遠しい。彼が見つめるだけで泣きたいような、笑い出したいような矛盾した気持ちになる。
そういえばと、今更ながらに気づく。コンと一緒にいると動悸がいつになく速くなり、頬どころか身体が熱くなる。彼と過ごす時間は刻を止めてしまいたいほど楽しく、彼が帰った後はまた明日の朝が来るのが待ち遠しい。彼が見つめるだけで泣きたいような、笑い出したいような矛盾した気持ちになる。

