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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第7章 発覚
 生まれて初めて眼にする影絵芝居に、幼い雪鈴は胸を躍らせた。幕の向こうに様々な形の影が映し出され、自在に動くのはまさに手妻のように見えたものだ。



 父と母に両側から手を引かれ、胸を轟かせながら背伸びをして見ていると、父が雪鈴を抱き上げ、ちゃんとよく見えるようにしてくれた。雪鈴の小さな身体を抱き上げた父の腕は逞しく、どこまでも頼もしかった。母はそんな良人と娘を幸せそうに見ていた。



 遠い日の懐かしい記憶に、涙が出そうだ。
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