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第1章 始まりはレイプ

「着きましたよ。」

男性に起こされ、私はマンションの入り口を見た。

「ありがとうございます。」

私は起きると、車を降りてマンションに向かった。

いつものようにエレベーターに乗って、自宅の玄関前に立った。

「あれ？鍵がない。」

バッグの中に確かに入れておいたはずなのに。

その時だった。

運転手の男性が、側に立っていた。

「えっ？」

「鍵。忘れてますよ。」

男性が差し出した鍵は、玄関の鍵だった。

「ありがとう。」

鍵を受け取って、玄関を開けた。

その瞬間、男性に後ろから抱きしめられた。

「きゃああ。」

「大きな声を出すんじゃない。」

ガクガク震えながら、私は男性と一緒に家の中に入った。