この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
乳房星(たらちねぼし)−1・0
第36章 冬のリヴィエラ・その2
時は、北欧時間の3月27日の正午過ぎであった。

A・Bの2班のメンバーたちは、北欧・ノルウェーの首都オスロにいた。

この日の午前中は、オスロ中心部のハウスマン通りにある関連会社のオフィスビルの建設現場を視察した。

メンバーたちは、設計図を開いて、現場の人たちと一緒に工事の進ちょく状況の聞き取りなどをした。

この日のスケジュールは、正午に終了した。

ところ変わって、オスロ中心部の北西側にあるヴィゲーラン公園にて…

午前中の予定を終えたA・Bの2班のメンバーたちは、公園の敷地内をゆったりとした足取りで散策した。

私たちは、彫刻家・グスタフヴィゲーランが制作した石像が立ちならんでいるコーナーへ行った。

敷地内には、212体の石像が立ちならんでいた。

女と男、妻と夫、母と子…

さまざまな性と生が入り組んでいる石像群が立ちならんでいた。

そんな中で、私はてっぺんに立っているモノリス(シンボルタワー)をじっと見つめた。

老若男女121人が生まれたままの姿で激しく絡み合っている。

121人の老若男女《ろうにゃくなんにょ》たちは、一体なにを求めて群がっているのか?

私は、そんなことを想いながらモノリスをながめていた。

3月28日のことであった。

A・Bの2班のメンバーたちは、ノルウェー第2の都市・ヴェルゲンでお仕事をしていた。

午前中、ヴェルゲン駅の近くにある関連会社のビルの工事現場の視察をした。

午後の予定は、ブリッゲロフテ&ステューエネ(ノルウェー料理のレストラン)へ行って、AとBの2班のメンバーで会合を開く予定である。

時は、12時40分頃のことであった。

ところ変わって、ブリッゲロフテ&ステューエネの店内にて…

メンバーたちは、所定の席についてランチ前の会合を開いた。

この時、フランソワさんが私の結婚の方針が決まったことを伝えた。

フランソワさんは改めて私の結婚はお見合い結婚に限ると伝えたあと、お嫁さん候補の女の子を幼少の身体から育てて、成人年齢に到達した時にお見合いをすることを伝えた。

具体的なスケジュールは『秘密事項』につき口外厳禁である。

会合が終了したあと、メンバーたちはノルウェー料理でランチを摂った。
/589ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ