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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第95章 恋し浜
またところ変わって、大阪西成《にしなり》の公園にて…

ボロボロの姿のゆらさんは、星空を見つめながらつぶやいた。

おとーちゃん…

おかーちゃん…

ゆりねーちゃん…

ゆかねーちゃん…

ゆいねーちゃん…

ゆなねーちゃん…

ゆみねーちゃん…

ゆき…

ホンマにかんにんや…

ダメになったうちを許して…

星空を見つめながらつぶやいていたゆらさんは、大つぶの涙をたくさん流した。

その頃であった。

哲人《てつと》は、東日本大震災の巨大津波で壊滅した陸前高田の市街地《ちゅうしんぶ》をフラフラと歩いていた。

またその頃であった。

公則《まさのり》は、デリシャン株を取得するためにマリンホールディングスの石頭のCEOにジカダンパンしていたがうまく行かずに苦しんでいた。

公則《まさのり》は、ゆみさんからだまされていることにまだ気がついていなかった。

ええかげんに気がついてよね(ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ…)
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