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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第96章 イジワルな神様
「福也《さちや》、ちょっと言いにくい話だけど…怒らないで聞いてくれる?」
「言いにくい話って、なんだよぅ〜」
「福也《さちや》…家庭の事情が変わったから結婚させたいと思っていたけど…急に都合が悪くなったのよ~」

福也《さちや》さんは、ものすごくいらついた声で言うた。

「いよる意味が分かん!!」

一恵《かずえ》は、ものすごく困った表情で言うた。

「だから、おかーさんの都合が急に悪くなったのよ〜」
「いよる意味がわからん!!」
「困ったわね〜」

ものすごく困った表情を浮かべている一恵《かずえ》は、ヘラヘラと嗤《わら》っている晃代《てるよ》に対して怒った声で言うた。

「晃代《てるよ》!!」
「ねえさん…」
「あんたはなに考えているのよ!!」
「ねえさん、なに怒っているのよ?」
「はぐいたらしい妹ね!!うちはあんたのために急きょ一席《せき》を設けたのよ!!新《あらた》が大好きだったカノジョを他の男性に取られたから悲しんでいると言うたから急きょ一席《せき》を作ったのよ!!」
「ねえさん…」
「晃代《てるよ》!!あんたの口から説明しなさい!!」
「分かったわよ〜」

しぶちんの表情を浮かべている晃代《てるよ》は、福也《さちや》に事情を説明しようとした。

この時、福也《さちや》さんは左腕につけているシチズンエコドライブ(ソーラー電波クロノグラフモデル)を見ていた。

時計のはりは、11時10分になっていた。

正午までにイオンモール新居浜へ行く予定になっていたので、福也《さちや》さんはソートー気が立っていた。

福也《さちや》さんが座っている席の前に旧式のふたつおり(Iモードを契約してない…電話のみが使える)が置かれていた。

ものすごく気が立っている福也《さちや》さんは、怒った表情で晃代《てるよ》に言うた。
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