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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第143章 大事なもの全て
時は、深夜11時半過ぎであった。

ところ変わって、テレビ局のスタジオにて…

私は、所定のパネラー席についたあと討論テーマの資料を読んでいた。

収録開始20分前に7人の出演者さまたちがスタジオ入りした。

私は、7人の出演者さまたちとあいさつを交わしたあと所定の席に戻った。

またところ変わって、楽屋にて…

A班のメンバーたちは、楽屋に待機中もお仕事をしていた。

そんな時であった。

ゆかさんは、ソニーバイオ(ノートパソコン)をとじたあと福也《さちや》さんを呼んだ。

「福也《さちや》さん。」
「はい。」
「話があるけど、いい?」
「あっ、はい。」

福也《さちや》さんは、ゆかさんのもとに行った。

ゆかさんは、福也《さちや》さんにこう言うた。

「夜7時頃に、実家のオカンから電話があったのね。」
「はい。」
「あんた、オカンからなにを言われたの?」
「『次のお休みはいつなのか…』…です。」

ゆかさんは、困った声で言うた。

「あんたのオカンは、なにを考えているのかしらね…」
「わたくしも、そう思います。」
「『次のお休みはいつ…』とあんたに聞くオカンも…あんたのオトンも『井の中のカワズ大海《たいかい》しらず』ねぇ…」
「その通りでございます。」
「話し変わるけど…この先、休みは1日もないわよ…それだけは伝えておくわよ。」
「かしこまりました。」

ゆかさんは、ひと間隔おいてから福也《さちや》さんに言うた。

「福也《さちや》さん。」
「ゆかさん。」
「もうひとつ聞くけど…あんた…順子《よりこ》さんのことが好きなのね。」
「はい…好きです。」

ゆかさんは、やや厳しい声で福也《さちや》さんに言うた。

「真剣に考えているの?」
「はい…順子《よりこ》さんとわたくしは…真剣にお付き合いをしています。」
「それだったらいいわよ。」

ゆかさんは、厳しい声で福也《さちや》さんに言うた。
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