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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第159章 ダブルブッキング
「福也《さちや》さん。」
「はい、なんでしょうか?」
「福也《さちや》さんは、好きな子はいるのかな?」
「えっ?」

好きな子はいるのかなって…

なんで急にそんなことをたずねるのかな…

福也《さちや》さんは、ひどくコンワクした。

榎原市長《もとしちょう》は、ニコニコ顔で福也《さちや》さんに言うた。

「もし、近くに好きな子がいなかったら…いかがですか?」

となりにいた奥様が榎原市長《もとしちょう》を止めた。

「あんた!!」
「なんやねん~」
「あんた、こななところでいらんこと言われん!!」
「言ってないよ~」

奥様は、ものすごく困った表情でわびた。

「すんまへん…主人はお酒が入るととっぴょうしもないことを言うクセがあるのです〜」

榎原市長《もとしちょう》はものすごく怒った声で言うた。

「わしはまじめにいよんじゃ!!福也《さちや》さんはまだ若いのに好きな子がいてへんのはかわいそうだから、わしの近くにいる女性《ひと》を紹介しましょうかと言うただけだ!!」
「あなた!!やめて!!…すみませんでした〜」

奥さまは、ペコペコと頭をさげながらわたしたちにわびた。

榎原市長《もとしちょう》が酔った勢いでいらないことをペラペラしゃべったことが原因で場の雰囲気がしらけた。

一行は、夕方6時半頃にクラブハウスから引き上げた。
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