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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第215章 おもいで河
「オドレはアホか?」
「えっ?」
「『えっ?』じゃねえだろ!!」

なんで私が『アホか?』と言われたのか?

わけがわからずにコンワクした。

男性客《きゃく》は、私に対してこう言うた。

「おれたちは今、『ザ・ベストテン』を見てるのだぞ!!」

だからなんだと言うのだ…

言われた私は、ムッとした表情を浮かべた。

男性客《きゃく》のひとりは、私にこう言うた。

「へたくその流しの歌なんか聞きたくねえんだよ…かえれ!!」

なんや…

へたくそだと…

ものすごく怒った表情を浮かべた私は、店から出ていった。

別の男性客《きゃく》は、他にも『もうすぐ注目の1位の歌手が出てくるのだよ!!』と言うたあと私をグロウする言葉を言うた。

私はカチンと来たけど、アホンダラと闘ってる場合ではないと強く言い聞かせた。

(ブロロロロ…)

深夜11時半頃であった。

私は、路面電車《トラム》に乗って蛍茶屋《ほたるじゃや》の電停《えき》まで行った。

蛍茶屋《ほたるじゃや》の電停《えき》で路面電車《トラム》を降りたあと歩いて500メートル先にある終夜営業のラーメン店へ行った。

ラーメン店にいた運転手《うんちゃん》にヒッチハイクの交渉をした。

その後、私はヒッチハイクした長距離トラックに乗って旅に出た。

トラックは、国道34号線を東へ向かって走行した。

それから3時間後の深夜2時半頃であった。

私は、佐賀県みやき町の簑原《みのはる》にある工場の手前200メートルのところでトラックから降りた。

その後、国道34号線を歩いて東へ向かった。

ショルダーバッグを持って歩いている私は、と方にくれていた。

私は…

この先どうやって生きて行けばいいのだよ…

大番頭《おおばんと》はんたちがいないと…

困るのは私なんだよ…

救いがほしい…

救いがほしいよ…

自暴自棄におちいる手前になった私に、やりなおしの機会はあるのか?
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