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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第28章 アメリカンフィーリング
時は、アメリカ太平洋時間12月26日の朝7時頃であった。

私とマァマとドナ姐《ねえ》はんの3人が乗っている専用機がサンディエゴ国際空港に到着した。

専用機は、他の航空機との時間調整のために夜7時頃まで停泊する予定である。

3人は、空港の正面玄関に待機しているジャンボタクシーに乗ってサンディエゴの中心部へ向かった。

アメリカ西海岸の最南端にある都市《まち》・サンディエゴは、カリフォルニア発祥の地である。

冬でも温暖な気候で雨が少ない…

フルシーズンを通して、たくさんの観光客がおとずれる都市《まち》である。

私は、ジャンボタクシーの窓に写っているサンディエゴのダウンタウンの風景を見つめながらウォークマンで歌を聴いていた。

イヤホンからサーカスの歌で『アメリカンフィーリング』が流れていた。

時は、朝10時半頃であった。

ところ変わって、シーワールド・サンディエゴ(水族館)にて…

3人は、ゆっくりとした足取りで館内を歩いた。

海の生き物たちが大型水槽の中でたくさん泳いでいる…

大阪の海遊館や大分のうみたまご(マリンパレス)の大型水槽よりも大きな水槽だ…

私は、大型水槽の中で泳いでいる海の生き物たちを見つめながらなにを考えていたのか。

3人は、じっくりと時間をかけて館内すべてを回った。

(ゴー…)

アメリカ太平洋時間夜8時頃、3人が乗り込んだ専用機がサンディエゴ国際空港から飛び立った。

専用機は、アメリカ中部時間12月27日朝6時頃にランバート・セントルイス国際空港に到着した。

専用機は、他の航空機との時間調整のために14時間停泊する予定である。

3人は、ジャンボタクシーに乗ってセントルイスの中心部へ向かった。

セントルイスは、1764年に毛皮の取引所として誕生したアメリカ中西部有数の工業都市である。

19世紀初頭に、第3代大統領・トーマスジェファソン氏が当時フランス領だったこの地を買収した。

アメリカ人が西(カリフォルニア)へ目指す機会ができたのは、その頃だったと思う。

あのバドワイザービールの創業の地は、ここ・セントルイスである。

東から旅立った人々は、どんな想いでここ・セントルイスに立ち寄ったのか?

私は、窓に写るセントルイスの街並みを見つめながらいろんなことを考えた。
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