この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ビッケとビッチ
第3章 11月23日木曜日勤労感謝の日の夜…
 7

「あん、か、かずやくん…
 わたしも…
 わたしも…
 わたしも…
 和哉くんが…大好きっ…」

 とうとう心の壁を…
 自ら壊してしまった。

 でも、そんな気持ちは今だけなんだ…

 だってわたしは…

 ビッチな女だから。


 不倫だの…

 行きずりのワンナイトだの…

 そんな淫らな、酒の酔いの勢いに流された様な…

 そんなビッチな女なんだから。

「い、今だけね…」
 わたしはそんな想いを戒める為にも、そう呟いた。

「え?」
 和哉くんは訝しむ声を出す。

「いいのよ…」

 そうキミにはいいの…

 こっちの話し…

「はぁ、ゆ、ゆりさぁん…」

 それよりも、キミを鎮めないとね…

 わたしは自ら壁を壊したせいからなのか…
 意外に心が冷静になっていた。

 いや、冷静では無くて…

 開き直りなのかもしれない…

 和哉くん、キミが好き、大好き…

 今だけは大好き…

 そう、開き直りだ。

 今は…

 もうこうなったら…

 今は、しばらくは…

 この心の昂ぶりの正直な気持ちに…

 流されていこう…

「さぁ、和哉くん…」

 わたしはキスをしながら、彼の股間に手を伸ばし…

「あ、ゆ、ゆりさん…」

「いいの…」

 ジーンズのジッパーを…

 ジーーーーー…

 下ろしていく。

「あ、そ、そんなぁ…」

「いいのよ…
 いいの、シてあげる…
 鎮めてあげるわ…
 辛いでしょう?…」

 ビッチな昂ぶりの衝動が、わたしを衝いてくる。
 

 そしてわたしは和哉くんの固く、脈打ってしまった彼の熱い想いの象徴を…

 口に含む…

「あっ、んっ、ゆ、ゆりさぁん…」

 和哉くんはビクンと震え…

 喘ぎを漏らしてきた…



/70ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ