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ビッケとビッチ
第3章 11月23日木曜日勤労感謝の日の夜…
9
ドクッ、ドクッ、ドクッ…
瞬く間に口いっぱいに広がってくる。
ヤバっ、こぼれそうだ…
「うっ、むむ…」
ゴクン…
危うく口元から溢れさせてしまいそうになり、慌てて飲み込む。
「あっ、ゆ、悠里さん、ま、まさかっ」
慌てて車内のティッシュを掴み、そう言ってきた。
「ふうぅ、ヤバかったぁ」
だがわたしはもう飲み込んでしまった。
「あ、そ、そんなぁ、す、すいません…」
「うぅん、いいのよ、大丈夫よ」
大好きなキミのだから…
その言葉も一緒に飲み込んでしまう。
とても言葉には出せない…
すると…
「ゆ、悠里さん…」
感動に潤んだ目を向けてくる。
あっ、この目だ、あの時のビッケの目だ…
昔、ビッケもよくわたしの膝の上で、お腹を向けて、撫で撫でされ、こうした潤んだ目を向けてきた…
思わずキュンキュンしてしまう。
「ゆ、悠里さん」
そして潤んだ目の和哉くんはわたしにキスをしてくる。
「あん、ビッ、あ、か、和哉くん、まだ、口の中にキミのが…」
残っている…
「そんなぁ、平気っすよぉ、それよりゆ、悠里さん、やっぱ、大好き、大好きっすぅ…」
そしてキスをしてくる。
もちろんわたしも大好きだ…
大好きで…
そして可愛いくて…
堪らない…
「好きっす、大好きっす…」
「あん、もう、わかったからぁ…」
もうキュンキュンし過ぎちゃうから…
「だって、でもぉ…」
「うん、わかったから、ね、でも…」
「あ、はい、でも?」
「これで、少しは落ち着いたでしょう?」
わたしは問うた。
「あ、は、はい、嬉しいっす、感動したんす」
「もぉ、大袈裟なんだからぁ…」
「いや、本当っすよ、それに、あんなにたくさん出たなんてびっくりっす」
「え?」
「あ、じ、実は、あれから…」
毎晩、わたしを想って、ソロ活動をしていると言ってきた。
「あららぁ…」
やっぱり若いんだなぁ…
「あ、そうだ」
「え?」
「あと三日か四日で生理が終わるからさぁ…」
「あ、はい?」
「それまで、ソロ活動は禁止ね」
「えっ」
「お預け、ガマンね、ちゃんと解禁になったら調べるからね」
わたしはビッケにお預けを命じた…
あと、三日か四日後…
それも楽しみだ…
ドクッ、ドクッ、ドクッ…
瞬く間に口いっぱいに広がってくる。
ヤバっ、こぼれそうだ…
「うっ、むむ…」
ゴクン…
危うく口元から溢れさせてしまいそうになり、慌てて飲み込む。
「あっ、ゆ、悠里さん、ま、まさかっ」
慌てて車内のティッシュを掴み、そう言ってきた。
「ふうぅ、ヤバかったぁ」
だがわたしはもう飲み込んでしまった。
「あ、そ、そんなぁ、す、すいません…」
「うぅん、いいのよ、大丈夫よ」
大好きなキミのだから…
その言葉も一緒に飲み込んでしまう。
とても言葉には出せない…
すると…
「ゆ、悠里さん…」
感動に潤んだ目を向けてくる。
あっ、この目だ、あの時のビッケの目だ…
昔、ビッケもよくわたしの膝の上で、お腹を向けて、撫で撫でされ、こうした潤んだ目を向けてきた…
思わずキュンキュンしてしまう。
「ゆ、悠里さん」
そして潤んだ目の和哉くんはわたしにキスをしてくる。
「あん、ビッ、あ、か、和哉くん、まだ、口の中にキミのが…」
残っている…
「そんなぁ、平気っすよぉ、それよりゆ、悠里さん、やっぱ、大好き、大好きっすぅ…」
そしてキスをしてくる。
もちろんわたしも大好きだ…
大好きで…
そして可愛いくて…
堪らない…
「好きっす、大好きっす…」
「あん、もう、わかったからぁ…」
もうキュンキュンし過ぎちゃうから…
「だって、でもぉ…」
「うん、わかったから、ね、でも…」
「あ、はい、でも?」
「これで、少しは落ち着いたでしょう?」
わたしは問うた。
「あ、は、はい、嬉しいっす、感動したんす」
「もぉ、大袈裟なんだからぁ…」
「いや、本当っすよ、それに、あんなにたくさん出たなんてびっくりっす」
「え?」
「あ、じ、実は、あれから…」
毎晩、わたしを想って、ソロ活動をしていると言ってきた。
「あららぁ…」
やっぱり若いんだなぁ…
「あ、そうだ」
「え?」
「あと三日か四日で生理が終わるからさぁ…」
「あ、はい?」
「それまで、ソロ活動は禁止ね」
「えっ」
「お預け、ガマンね、ちゃんと解禁になったら調べるからね」
わたしはビッケにお預けを命じた…
あと、三日か四日後…
それも楽しみだ…