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みんな大好き♡中華まん男子
第4章 寒い冬には、ほっこりフカフカ肉まん男子
「あ~!こんな可愛い子、強いお酒で酔わせて、お持ち帰りしようなんて、悪い奴だね~!」
ぬぁ?誰だぁ~コイツら~?
ピアスや金髪で、チャラい男どもがやって来た。
「いえ…連れなんで、ちゃんと家に送ります。」
伍吾一くんは、真面目に対応している。
「えぇ~そんな事言って、送り狼しちゃうんじゃないの?」
違うわよ~!
伍吾一くんは三匹の子豚ちゃんで、私が狼なんだからぁ~!
言い返してやりたいけど、立ってるのがやっとで、伍吾一くんに支えられていた。
あぁ…背中に当たるお腹が、気持ち良い…。
「ぽっちゃり君、ここ場違いだから後は俺たちが介抱しておくよ。帰りなよ。」
なんだと〜!
あんた達がこの見事な霜降に、成れるもんかぁ~!
それを言葉に出来ずにいると、チャラ男たちは私の腕を掴もうとした。