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みんな大好き♡中華まん男子
第2章 火傷にご注意とろ〜り甘々こしあんまん男子
「美貴さん、今日は何時に帰ってくるの?」
亮(りょう)の腕が腰にまとわり付き、顎が肩にのる。
「ん~?特に何も無ければ、いつもの定時上がりだよ。」
「そっか~。」
「亮、どうしたの?」
「同じくらいなら、今日は外で夕飯食べない?」
頬を擦り寄せ、甘えてくる。
そんな彼の仕草は、昔実家で飼っていた犬に似ている。
頼まれて参加した合コンで、冗談で『お手』をした時に本気で返した亮が、可愛くなってお持ち帰りした。
お互いフリーだった私たちは、身体の相性もバッチリで付き合う事になり、三ヶ月後に同棲を始めた。