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みんな大好き♡中華まん男子
第4章 寒い冬には、ほっこりフカフカ肉まん男子
テクノ系の音楽にDJのアレンジと、大勢の人の声で箱の中は、充満していた。
「包子ちゃん…ここって…。」
「クラブよ。」
私も来たのは、友達と数回だけだ。
伍吾一くんは、明らかにフリーズしかかっている。
冷凍されてしまう前に、勝負を決めないと。
中に入って、カウンターに行く。
DJの周りで、好き勝手みんな身体を動かす。
「包子ちゃん…踊ってくる?」
「ううん…それよりカウンターで一杯飲まない?」
「えっ!お酒!」
伍吾一くんの表情が、強張る。
そりゃそうだ、伍吾一くんは真面目過ぎて、お酒を一緒に飲んだ事ない。
でも今日は酔った勢いで、ホテルに連れ込みたい!