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12歳年下の彼とクリスマスする話
第8章 雄介からの電話
こっちがさっきの
クリスマスマーケットで買った
シュトレンをカットしてる間に。
港斗君が、クリスマスツリーと
プレゼントと、カーテンの
ライトにスイッチを入れていて。
アレクサからはクリスマスソングが
流れているのがキッチンまで聞こえている。
今日から寒くなって、
冬って感じになったから。
クリスマスムードが盛り上がって来る。
『もう…クリスマスまで、
1週間なんですね…早いなぁ~』
今日は12月の17日なのだから。
丁度次の日曜日は、
クリスマスイブになる。
「そうね、もう…次の
日曜日はイブだもんね…」
『あ、巴さん…次の…週末…。
その…クリスマスの事…なんですけど。
22日に…仕事終わったら
こっちに泊まりに来て良いですか?
23日は…ここで一緒に、
最後のシュトレン一緒に食べてから。
出たいなって…考えてるんですけど…』
出たいなと言う彼の言葉に、
彼のクリスマスの予定は
ここでお家クリスマスじゃないって。
気が付いた…んだけど…。
「港斗君クリスマスっ……」
『ええ、一緒に…クリスマス
巴さんと…過ごしたいなって。
まだ、場所は言えませんけど…
それは23日の楽しみに…
して置いて貰いたい…な…って』
もう…すっかり…、
クリスマスツリーのプレゼントと言い、
この前の道の駅大沢の
神戸イルミナージュと言い。
クリスマスムード満点の
異人館の街北野にも…行ったし…。
それに…今日はメリケンパークの
メヤメヤにも行ったから。
クリスマスを満喫…しまくって居て。
まだ…彼には…、
クリスマスの計画が…
あったんだって…聞かされることに…。
なってしまったんだけど…。
『あ、勿論…水曜日も
いつも通りに来るつもりですよ?』
そう彼が言っていたし、
22日には泊まりに来るので。
美咲さんに21日にエステを
して貰えるかってLINEして置こうっと。
「来るなって…行ってないよ」
『そうですか?良かった』
その日はお夕飯も済ませて来たから
お風呂のお湯張りをして。
昨日は一緒に入ったけど、
今は生理中だからと言って
一緒に入るのは許して貰って。
別々に入浴を済ませて、
その日の夜は就寝した。