この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の彼とクリスマスする話
第9章 12月17日から…12月22日
朝になって
何時もの時間にアラームが鳴って。
「んんっ、もう、…朝…?」
『もうちょっと…このまま…』
そう言いながらスリスリと
巴の胸の間で港斗が頬擦りをして来て。
カリカリとパジャマの上から
おっぱいの先を爪で掻かれて。
冬物の分厚いパジャマだから、
もどかしい刺激が伝わって来る。
「んあぁ……ん…、ダメッ
もう…遊んでないで…起きないと…
会社に…遅刻…しちゃう…」
もっとおっぱいの先を
弄りたそうにしている彼を
そこから引き剥がして。
洗面をして来る様に促した。
クッキングシートを
敷いたフライパンの上で
魚の切り身を焼いて。
その片手間に玉ねぎとわかめの
お味噌汁を作る。
ガラスコンテナに
ラップを敷いて
そこにみりんとマヨネーズを
加えた溶き卵を入れて。
レンジで2分チンして。
綺麗な布巾にラップを乗せて
そのガラスコンテナの中の
固まり切ってない卵を
その上に乗せて、後は
巻き寿司を巻くみたいにして巻けば。
形さえちゃんと整えて放置
して置けば綺麗な玉子焼きになる。
焼けた魚の切り身と、
お味噌汁に、簡単玉子焼きに
作り置きしている大根の
甘酢漬けに冷凍のホウレンソウを
解凍してめんつゆ掛けるだけで。
ホウレンソウのお浸しになる。
すりごまをパラパラと散らして置けば。
特に何かした訳でもないが
らしい感じの朝食になる。
もちろん…クリスマス
マーケットで購入した
シュトレンも一緒に食べた。
一緒に朝ご飯を食べて、
木曜日の朝は食べ終わった
後は彼が洗い物をしてくれるので。
その間に私は、洗面をして
お化粧をして身支度を整える。
一緒にアパートを出て。
それぞれの会社に向かうのに
駐車場で別れるんだけど。
『じゃあ、巴さん。
また…22日の金曜日に来ますんで』
「うん、金曜日は
何か食べたい物ある?
寒いだろうし、シチューとか
それともカレーがいい?」
『じゃあ、ハンバーグが良いです』
「煮込みハンバーグにしようか?
それとも…チーズフォンデュみたいに
トロトロのチーズ乗せようか?」
『かっ、考えておきます
あのっ、返事…今日の
夜とかでも大丈夫ですか?』