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12歳年下の彼とクリスマスする話
第6章 12月14日と15日
12月16日の結婚式の当日は、
自分は会場の飾りつけとかを
他の人と一緒にするので。
早く会場入りするので。
受け付け開始する時刻に
巴さんは電車で来て貰ったら。
帰りは僕は自分の車で行くので
一緒に帰れますからと…言う事らしいので。
今日と明日は彼も職場の人と
最終的な余興とかのリハーサルとか
してる…みたいで…、港斗君も
忙しそうな感じだけど…。
他の同僚達も仕事終わりに集まって
色々する時間が増えて、
チームとして纏まってる感じがしてると
そんな風にも…話をしてて。
忙しそうながらに、楽しそうだな…と
彼のLINEを見ながら感じていたのだけども。
その日は…お父さんにでも頼んで
駅まで乗せて貰おうかとか
巴が考えていると。
『巴姉。私、その日用事ないし。
大和は…旦那がみてくれるから。
私が会場まで、乗せて行ってあげるよ』
と…隣に居た妹が申し出てくれたので。
当日は妹に何もかもお世話になる事に
なるわけなのだけど…。
私以上に…私の事なのに、
妹の千冬の方がノリノリで
やる気をみなぎらせてるのは…
気のせいじゃ…ない…よねぇ??
自分でも…16日に…あの人と…、
会場で会うんだったら、今更
付け焼刃なのは分かって居ても
ジムでも行って置こうかと思ってたから。
妹からのエステの誘いは…
自分も…前日に気休めでと…
考えていたので助かった。
今日、サロンの場所は分ったから
明日は自分で行けるからと
千冬に話をすると。
じゃあ、これあげると…、
ちょっといい個包装の
フェイスシートパックを2枚くれて。
今日と明日に使えと言う
意味なんだろうなと…受け取った。
実家を後にして、
自分のアパートまで歩きながら。
妹には…今回の件で、
色々とお世話になってるし…。
妹にシフォンケーキでも…
今度…焼いてあげようかなと…
巴はそんな事を…考えていた。
妹からは…港斗君と付き合う様に
なってから巴姉は綺麗になったよって
だから自分に自信を、
もっと持ったら良いよって。
慰めなのか気休めなのか…言って貰ったけど。