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ふたりの娘
第3章 背伸び
私はしばらく結衣子を待っていましたが、帰って来ませんでした。ルームキーは持っていますが、結衣子のスマホは部屋に置いてあります。私はしかたなく先にシャワーを浴びました。

シャワーを浴びジーンズとTシャツに着替えバスルームで髪を乾かしていると、部屋の中で物音が聞こえました。結衣子が戻って来たようで、私は少し安心しました。するとすぐ、バスルームをノックする音が聞こえました。

「お父さん、シャワー中?」
「いや、もう終わったよ」
「ユイ、入っていい?」
私が返事をすると、水着姿の結衣子がバスルームに入って来ました。私の姿を見ると結衣子は微笑み、鏡の前に座っていた私の横に立ちました。

「お父さんも日に焼けたねー!」
リゾートホテルのバスルームは広く、洗濯乾燥機も置かれゆうに8畳くらいあります。壁一面が鏡になっている洗面台はふたりが並んで歯が磨けるよう、洗面ボウルもふたつありました。結衣子は私の後ろに移動すると、鏡越しに私に微笑んでいました。

「ユイちゃんも真っ黒じゃん」
「うん、ユイもさらに焼けたw」
結衣子は無邪気に笑いながら、海水で濡れたままの髪の毛を掻き上げました。おでこにひとつ、小さなニキビができていました。

「げ、ニキビできてる!」
「思春期だからね…」
「じゃあ、お父さんもニキビあった?」
私があったと答えると、結衣子もなぜか頷きました。そして私のドライヤーを奪い取ると、髪の毛を乾かしてくれました。

「お父さん、割とイケメンだよねw」
「うん、よく言われるw」
「ヤバっwオジサンだけどねww」
軽口を言いながら、結衣子は私の髪を整えてくれました。私はいつも髪を上げ、整髪料で後ろに流しています。私が髪を後ろに撫でつけようとすると、結衣子がその手を止めました。そして前髪を下ろし、若い子のようなサラサラスタイルにしてくれました。

「今夜はこれでバーに行こっ!」
「またバー行くの?」
「うん、バーで夜ご飯!」
結衣子は鏡越しに嬉しそうに答えると、後ろ手で水着のブラを外し始めました。シャワーを浴びるのだと思い、私は慌てて立ち上がりました。結衣子は気にする素振りもなく、ブラを外すとパンツも脱ぎだしました。全裸になった結衣子の姿が、一瞬鏡越しに見えました。少し赤く焼けた結衣子の裸身は、水着の跡だけが白く輝いていました。
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