この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ふたりの娘
第3章 背伸び
少しするとバーに新しいお客さんが入り、バーテンダーさんはカウンターを離れました。結衣子は目の前の鉄火巻きを頬張ると、自分のノンアルカクテルを飲み干していました。食べる姿は小学生のころと変わらないお転婆な娘は、ジーンズと白いTシャツを着ていました。

「もう一杯、飲んでいい?」
「いいけど、飲んだら部屋に帰るよ」
そう言って私はトイレに行きました。少しの間ホテルのロビーを散策し戻ってくると、結衣子はまたバーテンダーさんと話し込んでいました。

「どうぞ…」
バーテンダーさんはおしぼりを私に渡すと、また離れていきました。

「何話してたの?」
「ガールズトーク、聞きたい?w」
結衣子は笑いながら最後のノンアルカクテルを飲み干しました。私は無言で首を横に振ると、私は勘定を済ますためバーテンダーさんを呼びました。

「ワンピースも可愛いけど、Tシャツとジーンズも可愛いね」
「ありがとう、嬉しい!」
勘定を済ます間に、結衣子はバーテンダーさんと打ち解けた会話をしていました。そして結衣子はスマホを渡すと、写真をお願いしていました。

「お嬢ちゃん、背伸びしなくて大丈夫w」
バーの入り口で写真を撮ってもらうとき、バーテンダーさんが笑って言いました。結衣子は舌を出して頷くと、私の腕を掴み自分の腰に回しました。返してもらったスマホには、満面の笑みの父娘が、ペアルックのように写っていました。
/42ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ