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蛇神様の花わずらい
第11章 お風呂場にて
男性の手の中で、さらに別の男性に汚された証を突きつけられる。

冷水を浴びせかけられたようだった。

自分がとても穢らわしい存在に思えた。
情けなくて涙が出てくる。

「見ないでください……!」

美鎖は風呂場から逃げ出そうとする。
それを後ろから暗夜が抱え込んだ。

「ごめんなさい、許して……」

「どうして?」

だって、他の男の精液が中にあるのに。
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