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蛇神様の花わずらい
第13章 着付け室にて
「私のいない間に、何回ここに暗夜と穂波を受け入れたんですか?」

美鎖は泣きながら首を降る。

「ねぇ、美鎖、ちゃんと見てください。今一緒いるのが誰なのか」

雪影は美鎖の体を抱き上げた。
あぐらの上に乗せ、大きな姿見に向けさせる。

「い、いやっ!」

鑑の中に、両膝を開かれた美鎖の姿が映っていた。
恥ずかしい部分が丸見えになっている。

身をよじっても雪影の腕はびくともしない。
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