パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第16章 穂波の悩み事

穂波はいつもの言葉を口にした。

「ねぇ、美鎖、どこが気持ちいいのか教えて？」

美鎖を困らせたいわけでも、辱しめたいわけでもなく。
ただ純粋に、美鎖を喜ばせるために。

「い、言わなきゃ……だめ、ですか……？」

「だって僕、いつも美鎖に無理させちゃうから」

今のこの状況も無理だと言いたいが、穂波の目は切実だ。
彼に悪気はないのだ。

「う、ううぅ……じゃ、じゃあ……」