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蛇神様の花わずらい
第19章 ともだち
「やっぱり理子と一緒だと楽だなぁ~」
アイスティーの氷をストローでかき混ぜながら、美鎖はしみじみと溜め息を吐いた。
蛇神様が側にいるとハラハラすることばかりだ。
気のおけない友人というのは、ありがたいものである。
「何言ってんの。毎日イケメンと一緒で楽しそうじゃない」
理子は買ったばかりの麦わら帽子をさっそく頭に乗せていた。
これから暑くなるし、サンダルとお揃いでよく似合っている。
「穂波くんって、本当にただの親戚なの? 付き合ってるんじゃないの?」
アイスティーの氷をストローでかき混ぜながら、美鎖はしみじみと溜め息を吐いた。
蛇神様が側にいるとハラハラすることばかりだ。
気のおけない友人というのは、ありがたいものである。
「何言ってんの。毎日イケメンと一緒で楽しそうじゃない」
理子は買ったばかりの麦わら帽子をさっそく頭に乗せていた。
これから暑くなるし、サンダルとお揃いでよく似合っている。
「穂波くんって、本当にただの親戚なの? 付き合ってるんじゃないの?」