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蛇神様の花わずらい
第19章 ともだち
小太郎と楓が案内してくれた社を思い出す。
朽ちかけていて、今にも緑に飲まれそうだった。

あそこが無くなってしまったら、小太郎は消えてしまうのだ。

「あの犬も神様だって言うから、神様同士でちょっと驚かせて欲しかっただけ! 」

「犬神は呪術戦特化型だから、ちょっと驚かすだけじゃ済まないんだけど」

穂波の目は冷たい。

美鎖は少しずつ状況を把握出来てきた。

理子がやったのだ。
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