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蛇神様の花わずらい
第20章 蛇神様の巫女
どくん、と体の中のものが脈打った。

「あ、ああ……!」

あと少し。
あと少しでイキそうだったのに!

「くっ……」

穂波が二度、三度、腰を揺すって最後の雫を流し込む。

「ふふふ、情けないですねぇ。未熟者はどきなさい」

雪影の言葉に穂波が悔しそうな顔をした。
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