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蛇神様の花わずらい
第3章 初夜 1
相変わらず膣の感覚はよくわからなくて、内臓をかき回される違和感が酷い。

入口だけが妙に敏感で、染みるようなヒリヒリ感とむずがゆさに痺れている。

雪影が切ないため息を吐く。

「はぁっ」

その色っぽさに、美鎖の胸が締め付けられる。

どうしてそんな目でこちらを見るのだろう。

雪影の顔からは余裕が失われ、眉は微かにしかめられている。
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