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第4章 初夜 ２

大きな手で美鎖の腰をつかみ、円を描くように回す。

「あっ、ひぃんっ、やっ、ぁ……！」

入口をこね回されるような感覚。

美鎖は暗夜の首にしがみついた。
暗夜の肌は熱くて、汗で湿っている。

入口だけではない、奥も圧迫されている。
じんわりと染みだしてくる甘い痺れ。

「はぁっ、ああ！」

（これが、気持ちいいってこと……？）