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ストリート・キス
第1章 ストリート・キス
とっさに返事をするも、予想もしなかった展開に急に酔いが覚めた。困ったことも起きていた。アルコールが回った血液が股間に集結しているのだ。座敷なので僕は座布団の上にあぐらをかいている。そこが勃ってしまったのを彼女に悟られないように前屈みになり、誤魔化すように、グラスに残った生ぬるいビールを一気にあおった。
♢
職場のみんなからこっそり抜け出した僕たちは、彼女がよく行くという居酒屋へ行った。彼女はとても楽しそうで、居酒屋へ向かう道すがら、スッと腕を絡めてきた。小柄なその温かい体がまたもくっついて、僕の腕にまたも彼女の胸の、柔らかな丸みが押しつけられ…。
決してグラマーな体型じゃないのに、バストだって慎ましやかな隆起でしかないのに、なぜこんなにも意識してしまうのだろう。彼女と並んでぎこちなく歩きながら、僕の股間はまたもや固くなっていた。
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職場のみんなからこっそり抜け出した僕たちは、彼女がよく行くという居酒屋へ行った。彼女はとても楽しそうで、居酒屋へ向かう道すがら、スッと腕を絡めてきた。小柄なその温かい体がまたもくっついて、僕の腕にまたも彼女の胸の、柔らかな丸みが押しつけられ…。
決してグラマーな体型じゃないのに、バストだって慎ましやかな隆起でしかないのに、なぜこんなにも意識してしまうのだろう。彼女と並んでぎこちなく歩きながら、僕の股間はまたもや固くなっていた。