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続々ストリート・キス
第1章 続々ストリート・キス
 電話しようか、やっぱりやめようか。いくら考えても答えが出ない。
 ええいままよと、昨日、僕が電話をもらった時刻まで待ち、彼女へ電話してみる。数回のコールで繋がった。
「もしもし」
「はい。もしもし」
「あの。江田です」
「ああ、こんにちは。あのう、あと10分ほどしたらこちらからかけますから」
「あ、はい。わかりました」
 一方的に電話が切れた。やはり僕から電話したのはまずかったか。「こんにちは」の声がよそよそしかった。それから10分後。彼女からのコールが。
「もしもし。さっきはごめんなさいね。夫が近くにいたものだから」
「僕こそ電話してすみません」
「そんなことない。江田くんから電話もらって嬉しいよ」
「それなら…いいですけど」
「何をしているの」
「えっ。僕ですか?」
「日曜日はいつも何をして過ごすのかなって思って」
「ええと」
 日曜日はいつもこんなことをしていますなんて言えるほど大したことはやっていない。でもそういえば。
「あ、そうだ。午後に池袋へ行こうと思って。サンシャインの…」
「いいなあ。私も行きたい」
「えっ!」
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