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続続々ストリート・キス
第1章 続続々ストリート・キス
 あとで彼女にそう言ったら、僕の経験については特に感想はなかったらしく、何も言わなかった。しかしラブホテルに入ったのは彼女も初めてであると、頬を紅く染め、はにかみながら教えてくれた。
 …おへそのあたりを撫でていた僕の手首を彼女の手が捉えた。そのまま下へ。彼女の太もものあたりへ…。導かれるままに手を滑らせる…指先が彼女の中心に触れた。
「あんっ」
 喘ぐ貴女のその部分は濡れていて柔らかい。
 ホテルに入ってからの僕の頭はひどく緊張しているくせに、同時に冷静でもあった。彼女に欲情しているのに、それと同時に、彼女に恥をかかせてはいけないとも思っていた。
 極度の緊張下にあるためなのか、男性機能が自分の意志どおりにコントロールできない。彼女が欲しいのに、下半身の感覚が痺れたようになって頼りない感じだった。だから、そんな頼りない分身が彼女の潤みの中へ、熱く濡れた奥まで無事に収まった時は内心でホッとしたのは事実だ。
 あとは、自分が恋した女性の感触を感じつつ、熱を持ったその身体を強く抱いて、感情のままに腰を何度も突き入れ、やがて果てた。
「気持ち良かった」
「そう、ですか」
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