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禁愛
第7章 切恋
「栞奈、何食べたい?」

「んー何が良いかな…」

正直何も、食べる気持ちにはなれなかったが、

優には気づかれてはイケない、事情が事情の為、気丈に振る舞うしかなかった。

「じゃぁ、俺が食べたいので良い?」

「うん、大丈夫よ」

「じゃあ、イタリアン!」

っていうことで、二人はイタリアンを食べに行った。


お店に入り、料理を注文する。

「栞奈、具合悪いの?」

「ぇえっ??どうして?」

「なんか元気ないみたいだし、それにやっぱり少し痩せたからさぁ」

栞奈は一瞬亨の事を考えてしまったのだ…。

栞奈は無理矢理笑顔を作り、

「大丈夫よ…お腹すいただけ」

「そうかぁ」

優は全く疑っては居なかった。

出張の話や、和歌子の店の事を話す。

それでも、栞奈の気持ちは落ち着かなかった。

料理が運ばれ、食事をしたが栞奈はそんなに食べる事は出来なかった。

「優、私のも食べて」

「栞奈、やっぱり…」

「ううん、違うの…昼間、お菓子食べちゃってお腹空いて無かったんだ」

「そうか、じゃぁ貰おうかな」

優は、おいしそうに食べてる。

「明日は、ちゃんと作るから」

「うん、久しぶりだから楽しみだ」

優は嬉しそうな顔を見せた。

「優?…あの…ね。泥棒が入った時…」

優の顔から一気に笑顔が消え、真剣な顔になる。

「うん・・・」

「あの時、電話・・・」

「電話?」

栞奈は女性の事を聞こうと思っていた。

しかし、栞奈は聞くのを止めた・・・。

「電話切っちゃってごめんなさい・・・」

「あぁ、良いんだよ。俺こそごめん…」

優は悲しそうな顔で謝ってきた。

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