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禁愛
第9章 気持ちの変化
会ってきなさい・・と言われたが、
栞奈はどうしていいか分からなかった。
「和歌子…会ってしまったら私は元には戻れない…」
「今だって、きっぱり戻れてるわけじゃ無いじゃない、
傷つきたくないなら、このまま会わない方が良いわ…
立花さんを傷つけたままで良いならね…」
傷つけたまま…。
栞奈の心が締め付けられる。
「栞奈、あなたは人妻だけど、一人の女性なのよ・・・」
「一人の女性?」
「そう!結婚してても恋する気持ちは誰にも止める事出来ないの…
優さんを選んだのなら、ちゃんと会って立花さんに納得してもらうべき…
それがケジメよ…栞奈」
『ケジメを付けた気で居たのは自分だけ…
ううん…ケジメすらつけて無かったんだわ…。』
和歌子が、栞奈の背中をポンと叩き、微笑んだ。
「和歌子、私、行ってくるわ…立花君と話してくる…」
そういうと、栞奈は店を出てタクシーを拾った。
タクシーに乗ってる間、自分がどうしたいのか考えた。
でも、何も思いつかず…とうとう亨のマンションについてしまった。
『思ってる事、全て言わなくちゃ…』
亨の部屋の前まで行き、小さく深呼吸をしてインターホンを押した。
何回か押しても返事は無く、まだ帰ってきて無いようだった。
『お店…まだお店に居るのかも知れない』
栞奈はマンションを出て、再びタクシーを拾い
亨の店まで向かった。
店の前まで行くと、灯りは消えていたが、扉を何回か叩いてみた。
何の反応も無い…。
『従業員の出入り口って裏かしら…』
裏に回ると小さなドアがあった。そこにはインターホンのボタンがあったので
栞奈は、押してみた。
何回か押すと、女性が出てきた。
「あの…立…店長さんはいらっしゃいますか?」
「店長は、先ほど帰られましたが…何か御用ですか?」
「いえ・・・大丈夫です…失礼しました…」
栞奈と亨はすれ違いになってしまった様だ・・・。
栞奈はどうしていいか分からなかった。
「和歌子…会ってしまったら私は元には戻れない…」
「今だって、きっぱり戻れてるわけじゃ無いじゃない、
傷つきたくないなら、このまま会わない方が良いわ…
立花さんを傷つけたままで良いならね…」
傷つけたまま…。
栞奈の心が締め付けられる。
「栞奈、あなたは人妻だけど、一人の女性なのよ・・・」
「一人の女性?」
「そう!結婚してても恋する気持ちは誰にも止める事出来ないの…
優さんを選んだのなら、ちゃんと会って立花さんに納得してもらうべき…
それがケジメよ…栞奈」
『ケジメを付けた気で居たのは自分だけ…
ううん…ケジメすらつけて無かったんだわ…。』
和歌子が、栞奈の背中をポンと叩き、微笑んだ。
「和歌子、私、行ってくるわ…立花君と話してくる…」
そういうと、栞奈は店を出てタクシーを拾った。
タクシーに乗ってる間、自分がどうしたいのか考えた。
でも、何も思いつかず…とうとう亨のマンションについてしまった。
『思ってる事、全て言わなくちゃ…』
亨の部屋の前まで行き、小さく深呼吸をしてインターホンを押した。
何回か押しても返事は無く、まだ帰ってきて無いようだった。
『お店…まだお店に居るのかも知れない』
栞奈はマンションを出て、再びタクシーを拾い
亨の店まで向かった。
店の前まで行くと、灯りは消えていたが、扉を何回か叩いてみた。
何の反応も無い…。
『従業員の出入り口って裏かしら…』
裏に回ると小さなドアがあった。そこにはインターホンのボタンがあったので
栞奈は、押してみた。
何回か押すと、女性が出てきた。
「あの…立…店長さんはいらっしゃいますか?」
「店長は、先ほど帰られましたが…何か御用ですか?」
「いえ・・・大丈夫です…失礼しました…」
栞奈と亨はすれ違いになってしまった様だ・・・。