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禁愛
第3章 再会
和歌子とランチを食べていると…

「栞奈、少し話し聞いて欲しい事があるんだよね」

「どうしたの?」

「私ね、セフレ居るのよ…」

栞奈は想像もしてなかったので、ただ驚くしかできなかった。

「刺激っていうかさ、体は別じゃん?」

「うん…でも…大丈夫なの?」

「お店の子なの、5歳も年下なんだけどね、旦那は新しい店に行きっぱなしだし、
 帰りもいつも遅いからさ、バレないと思うけどね…
 淋しかったんだよね、私も仕事始まってバタバタしてたけど…
 その…夜の生活が全く無くなってさぁ…」

栞奈は、真剣に和歌子の話を聞く

「和歌子、本当にいいの?旦那さん以外の人でも良いの?淋しさ満たされた?」

「うん…良いのよ!体だけの関係で割り切ってるしね」

「夜の生活ねぇ…」

栞奈の一瞬曇った表情を和歌子は見落とさなかった。

「何よ?? 満足してないの?優さん激しすぎて体持たないとか?」

「ううん、満足をしてない訳じゃないよ…激しいの逆かな…」

「あぁ、淡泊なのね…」

「うん…まぁ、でも不満は全然無いから」

栞奈はニコっと笑い和歌子を見た。

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