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禁愛
第4章 想い
どちらからともなく、体を離し…
「帰らなきゃ…」
栞奈が切り出した。
「そうだな…」
亨は車を発進させ、栞奈の自宅の方向に向かった。
車内は沈黙だった。
『私、何してんだろう…淋しいだけで不安なだけで、こんな事…』
車は徐々に栞奈の自宅の方面に向かう…
しかし…亨は急にUターンをし始めた。
「どうしたの?」
「このまま返したくない…そんな淋しい表情のまま栞奈と離れたくない…」
「でも…もう明け方になる…」
「良いんだよ・・・栞奈が嫌なら帰るけど…」
栞奈は静かに首を横に振った
『このまま、また一人になりたくない…』
車は、亨の住むマンションに向かった。
亨のマンションは結構高級で栞奈はびっくりした。
「割と近くに居たんだね…」
「うん…入って」
玄関に入ると、亨は栞奈を後ろから抱きしめた。
「そんな顔するなよ、そんな淋しそうな顔するなよ…」
「立花君…」
栞奈を振り向かせ、亨は唇に重ねた。
そのキスはさっきのキスとは違い…
少し強引…でも優しいキスだった。
玄関には、二人の唾液の音と微かに栞奈の吐息だけが聞こえていた。
二人はキスをしたままベッドに横になる…
これから何をするのかは栞奈も分かっていたが、止める事は出来なかった。
というより、止めたくなかったのかもしれない。
「帰らなきゃ…」
栞奈が切り出した。
「そうだな…」
亨は車を発進させ、栞奈の自宅の方向に向かった。
車内は沈黙だった。
『私、何してんだろう…淋しいだけで不安なだけで、こんな事…』
車は徐々に栞奈の自宅の方面に向かう…
しかし…亨は急にUターンをし始めた。
「どうしたの?」
「このまま返したくない…そんな淋しい表情のまま栞奈と離れたくない…」
「でも…もう明け方になる…」
「良いんだよ・・・栞奈が嫌なら帰るけど…」
栞奈は静かに首を横に振った
『このまま、また一人になりたくない…』
車は、亨の住むマンションに向かった。
亨のマンションは結構高級で栞奈はびっくりした。
「割と近くに居たんだね…」
「うん…入って」
玄関に入ると、亨は栞奈を後ろから抱きしめた。
「そんな顔するなよ、そんな淋しそうな顔するなよ…」
「立花君…」
栞奈を振り向かせ、亨は唇に重ねた。
そのキスはさっきのキスとは違い…
少し強引…でも優しいキスだった。
玄関には、二人の唾液の音と微かに栞奈の吐息だけが聞こえていた。
二人はキスをしたままベッドに横になる…
これから何をするのかは栞奈も分かっていたが、止める事は出来なかった。
というより、止めたくなかったのかもしれない。