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禁愛
第5章 葛藤
「ねぇ、栞奈、この前の朝なんだけどさぁ…」
ビクッ!!
『何?まさか…見られた?』
和歌子の目は栞奈にまっすぐ向けられる・・・
ドックン!ドックン!
「この前の朝?…どう・・したの?」
「栞奈、顔色悪いけど大丈夫?」
「えっ?ええ…大丈夫」
動悸は鳴りやまらず…和歌子の言葉を待った。
「この前の朝、栞奈…」
バレタ…見られてたんだ…。そう思うと栞奈の手は小刻みに震える…
「栞奈、大きな声で歌いながら洗濯干してたでしょ?私、ゴミ出してた時に聞こえちゃったぁ、気を付けなさいよーー!」
「へっ・・・?」
ぽかんとし和歌子の顔を見る…。
「何?私の顔に何かついてる?」
「ううん。。ごめん…気を付けるよ!天気が良いと気持ち良くてさぁ」
笑ってごまかし、栞奈は安堵した。
しかし、手は震えが止まらず、安心させようと紅茶を飲もうとし、
カップを落としてしまった。
ガチャーーン!!
「ちょっと!大丈夫??動揺し過ぎよーー!」
「アハハハ…ごめん」
愛想笑いを浮かべ、床を掃除した…栞奈は泣きそうになっていたが
必死にこらえた。
『良かった…バレテなかった…』
ビクッ!!
『何?まさか…見られた?』
和歌子の目は栞奈にまっすぐ向けられる・・・
ドックン!ドックン!
「この前の朝?…どう・・したの?」
「栞奈、顔色悪いけど大丈夫?」
「えっ?ええ…大丈夫」
動悸は鳴りやまらず…和歌子の言葉を待った。
「この前の朝、栞奈…」
バレタ…見られてたんだ…。そう思うと栞奈の手は小刻みに震える…
「栞奈、大きな声で歌いながら洗濯干してたでしょ?私、ゴミ出してた時に聞こえちゃったぁ、気を付けなさいよーー!」
「へっ・・・?」
ぽかんとし和歌子の顔を見る…。
「何?私の顔に何かついてる?」
「ううん。。ごめん…気を付けるよ!天気が良いと気持ち良くてさぁ」
笑ってごまかし、栞奈は安堵した。
しかし、手は震えが止まらず、安心させようと紅茶を飲もうとし、
カップを落としてしまった。
ガチャーーン!!
「ちょっと!大丈夫??動揺し過ぎよーー!」
「アハハハ…ごめん」
愛想笑いを浮かべ、床を掃除した…栞奈は泣きそうになっていたが
必死にこらえた。
『良かった…バレテなかった…』